ダイナースクラブカードでは100円利用につき1リワードポイント(プレミアムカードは1.5ポイント)が貯まります。
リワードプログラムと称されたというポイント交換の商品交換制度があるのですが、困ったことにこれを利用すると1ポイント=1円とした場合の還元率が35%~55%となってしまいます。
この記事の通り、還元率100%以上を狙うのであれば、グローバルマイレージを利用したマイルへの交換一択となります。
ダイナナースのグローバルマイレージサービスの制度と費用、使い方、注意点について解説していきます。
ダイナースクラブ グローバルマイレージとは
グローバルマイレージの内容と年会費
ちなみに、ANA渡航先別必要マイル(往復分/1名)の例をあげるとこんな感じです。
【ハワイ】 | L | R | H |
エコノミー | 35,000 | 40,000 | 43,000 |
プレエコ | 53,000 | 58,000 | 61,000 |
ビジネス | 60,000 | 65,000 | 68,000 |
ファースト | 120,000 | 120,000 | 129,000 |
ハワイのレギュラーシーズンのエコノミーが40,000マイル。ちょうどグローバルマイレージで年間移行上限ぴったりです。搭乗マイルやポイントサイトで得たマイルがあれば足してプレエコ、ビジネスを狙っていきたいところです。
【ヨーロッパ】 | L | R | H |
エコノミー | 45,000 | 55,000 | 60,000 |
プレエコ | 67,000 | 77,000 | 82,000 |
ビジネス | 80,000 | 90,000 | 95,000 |
ファースト | 165,000 | 165,000 | 180,000 |
ヨーロッパ往復だと必要マイルは増えますね。しかし長距離便になればなるほど、お金で航空券を買うより得するため狙っていきたいところです。
グローバルマイレージの申し込み方法
使い方は非常に簡単です。何も難しくないので使いやすいです。
ダイナースの公式サイト、クラブオンラインにログインした状態で、リワードプログラムのタブから参加申込ができます。
詳しくは実際にやってみたときの記事で解説しています。
グローバルマイレージの注意点と裏ワザ
グローバルマイレージ参加すると1年有効での有効期限を過ぎると自動継続となります。
グローバルマイレージの有効期限=申し込み日から1年
特に気にせず読み流していたのですが、実際に交換を始めてみると気づきがありました。
この有効期限の期間の区切り方は、年間移行マイル集計期間とは別であるということです。
特段気にすることではないようにも思えますが、この事実をしっかり認識していないと、参加費を無駄に払ってしまう可能性があるので注意です。
しかし逆に上手に使うことで、参加費を抑えながら効率的な交換が可能となります。
80,000マイル近く貯まってきたら「年間移行マイル集計期間」より少し前にグローバルマイレージに参加し、自動継続になる前に参加取消。またポイントが貯まってきたら参加。
例えば、80,000ANAマイルを交換したい場合、ANAマイルの集計期間開始である12月20日より1、2か月前にグローバルマイレージに参加します。そこですぐに40,000マイルを交換し、12月21日以降にまた40,000マイルを交換します。
上図の2段目が集計期間、3段目がグローバルマイレージに参加期間とします。★のところで交換手続きを行えば2回の参加で最大4期間分(160,000)のマイルが交換が可能です。
ちなみに、グローバルマイレージ参加取消の手続きはクラブオンラインのお問い合わせボックスから行います。なんともアナログですね…。
実際に活用してみました
上限いっぱい40,000ANAマイルへの交換
2020年の1月、実際に貯めてきたポイントをマイルに交換しました。
グローバルマイレージの参加とANAマイルへの交換の手順解説と合わせて記事にしました。
そしてさらに!
そのANAマイルを使い羽田=ミラノのプレミアムエコノミー、ビジネスクラスの特典航空券を手に入れることができました。
使ってみるとより実感しますが、マイルって本当に夢があります。この発券で100万円ほど得しました。
以上、「ダイナースのグローバルマイレージ超解説」でした。
ダイナースクラブカードで貯めたポイントを、1,000ポイント=1,000マイルのレートでダイナースグローバルマイレージの参加航空会社のマイルに移行できます
参加料は6,000円(税抜)で、1年間有効となります。
2020年現在、5つのマイレージプログラムが対象となっています。
(注)2020年2月1日移行申請分からサービス改定