筆者はダイナースのユーザーとしてファンになって以来、様々なサービスを利用しています。
これから利用しようとする方に向けて全体像をなるべく完結に分かりやすくまとめてみました。
この記事ではダイナースがBMWと提携して発行している１枚、BMWダイナースクラブカードについて、年会費、家族カード（追加カード）、優待/特典、ポイント、付帯保険について解説します。
BMWダイナースクラブカードの年会費
年会費（本会員/家族カード）
| 本会員 | 家族会員 |
| 27,500円 | 7,700円 |
ポイントをBMW購入時のキャッシュバックに充当でき、年間100万円以上カードを利用すると「BMWオリジナルグッズ」が貰えます。
家族カードは本会員と同様のベネフィット
- グルメ関係やイベントなど優待
- 国内/海外の空港ラウンジ利用が無料
- 最高1億円の旅行保険
これらの優待特典が、いずれも本会員と同等の内容で使えます。
家族カードは、本会員の家族に対して発行できる機能を同じくしたクレジットカードです。家族カードの利用分も含めて本会員に請求が集まり、請求明細ごとに利用者が分かるようになっています。そのためポイントやマイルも本会員に付与されます。
申し込み対象の資格は、「本会員の配偶者の方、ご両親、18歳以上のお子様」となっています。
ETCカードは５枚まで無料
ダイナースクラブカード1枚につき、会員様ご本人が所有する車両台数（車載器台数）に応じ、ETCカードを5枚まで発行が可能です。
ダイナースはETCカードを無料で発行できます。年会費が安価なクレジットカードのは有料であることが多いです。
このETCカード、VISA、JCBのクレジットカードで発行できるものより、ダイナースやアメックスで発行できるものの方がクールなデザインなので気に入っています。
BMWダイナースクラブカードの優待/特典/サービス
ダイナースクラブ共通の優待/特典/サービス
BMWダイナースは、ダイナースクラブカード共通の優待/特典/サービスが利用できます。
ダイナースクラブカードの真骨頂はまさにこれら優待特典です。カードを手にしたらガンガン使いたいお得なサービスが揃っています。
以下は代表的な優待特典/サービスですが、これ以外にも細々としたものがたくさんあります。
コナミスポーツクラブ・ポイントモール・チケットサービス・ハワイ施設優待・ゴルフ優待・各種イベント・カード付帯保険
ここでは語りきれない内容ですので、以下の記事で一覧にしてまとめています。
ページ下部にもリンクを貼ってあるので、この記事のあとに読んでみて下さい。
BMWダイナースの特徴となる独自の優待
他のダイナースにはない、BMWダイナース独自の優待は以下の通りです。
- BMWの新車購入時に、リワードポイントをキャッシュバックに充当可能
- 年間100万円以上の利用でBMWオリジナルグッズプレゼント
- BMWダイナース会員限定のポイント交換プログラム
- 高級ホテル（リッツ・カールトン、帝国ホテル、ニューオータニ）の割引
- BMW エマージェンシー・サービス
ダイナースクラブ リワードポイント・キャッシュバック・プログラム
BMW正規ディーラーで、商品・サービスの購入時にご利用いただくと、お持ちのポイント内で、ご指定のポイント数（100ポイント単位）を100ポイント＝100円に換算します。
BMWダイナースのポイントプログラムは、基本的には他のダイナースクラブカードと同じリワードプログラム（後述）が採用されています。
この優待がBMWダイナースのもっとも大きな特徴となります。これ以外の優待もありますが、やはり基本的にはBMW購入予定者、オーナー向けのカードです。
BMWオリジナルグッズ
年間で100万円以上の利用で、BMWオリジナルグッズがプレゼントされます。
限定ポイント交換プログラム
カード利用で貯めたポイントをBMWグッズと交換できます。
ホテル・空港の優待サービス
ザ・リッツ・カールトン東京/大阪、帝国ホテル大阪、ニューオータニホテルズで、それぞれ指定のサービスが受けられます。
それぞれ優待の内容は異なりますが、宿泊費がそもそもお高いお部屋に対するサービスなので、お得感は限定的かもしれません。しかし機会があれば忘れずに利用したいものばかりです。
また、成田、羽田、関西、伊丹の指定の空港パーキングも数百円〜35%/日の割引が受けられます。
BMWエマージェンシー・サービス
BMWのドライバー向けサポートサービス。万一の路上故障でお困りの場合、高い技術力と知識を持った専任のスタッフが、24時間365日電話でサポートします。
BMWダイナースクラブカードのポイントプログラム
ポイントの代わりにマイルが付与される航空会社提携カードを除く、ダイナースクラブ（レギュラーカード）やBMWダイナースを含む提携カードは同一のポイントプログラムが採用されています。
- 100円の利用につき1ポイント貯まります
- 取得したポイントは有効期限がありません
BMWダイナースでは、上述した通り、車両購入のキャッシュバックに利用したり、BMWグッズと交換することが可能です。
BMWダイナースクラブカードの保険（旅行保険ほか）
付帯保険（申し込みが不要）
付帯保険は、カードの標準機能として年会費に含まれています。ダイナースのいずれのカードも海外旅行保険、国内旅行傷害保険、ショッピングリカバリーが付与されています。
保険金は下表の通りで、BMWダイナースは「提携」にカテゴライズされます。
| 一般/提携 | ANA/JAL | |
| 傷害死亡・後遺障害 | 最高1億円 | |
| 傷害治療費用 | 300万円 | |
| 疾病治療費用 | 300万円 | |
| 賠償責任 | 1億円 | |
| 携行品損害 | 50万円 | |
| 救援者費用 | 300万円 | 400万円 |
| 一般/提携 | ANA/JAL | |
| 傷害死亡・後遺障害 | 最高1億円 | |
| 入院（日額） | 5,000円 | 10,000円 |
| 手術 | 5~20万円 | 10~40万円 |
| 通院（日額） | 3,000円 | |
| 動産総合保険（自己負担１万円） | 500万円 |
ショッピングリカバリーは、ダイナースクラブカードで購入された商品が壊れた場合や盗まれた場合などに、年間500万円まで補償を受けることができます。
有料保険（申し込みが必要）
カード付帯保険にプラスして、さらに補償を手厚くしたい方には「海外旅行保険 プラス」、それ以外にも自動車保険、ゴルファー保険、ケガの保険、ペット保険などが用意されています。
公式サイトには上記各種有料保険が掲載されています。その多くは大手の信頼性の高いサービスですが、特段他のネット保険と比べて安いわけでもありません（高くもありませんが）。
何か保険に入りたいと思ったときに「そういえばダイナースで紹介していたな」と思い返せるよう頭の片隅に入れておく程度でよいと思います。
BMWダイナースクラブカードの超解説まとめ
BMWダイナースクラブカードの全体像を把握できるよう、ざっくり解説しました。
ダイナースを語るうえで強くPRしておきたいのは、ダイナースの真髄である優待/特典/サービスではないでしょうか。
一覧にして解説した記事はこちらです▼
カード選びのためライナップを確認したい方はこちら▼
以上、「BMWダイナースクラブカードの超解説 | 年会費と優待/特典」でした。
年会費がレギュラーカードに比べ3,000円高いです。このカードの最大の特徴である、ポイントをBMW購入時のキャッシュバック利用できるか、つまりBMWオーナーになることでベネフィットを享受できるかがポイントとなる１枚です。